Iliaが願いをかなえてくれる
文・写真:
Robyn Lee
translated by Japanese Translating Team
カリフォルニア州バーバンクでの、1月のある暖かい日、Ilia
Kulikは生命に危険があると診断された子供たちの願いをかなえさせました。IliaはScott
Hamilton, Katia Gordeeva, Kristi Yamaguchi, Tara Lipinskiと一緒に、Make-A-Wish財団(世界最大最古の支援組織)からの子供たちとスケートをするために、スターズ・オン・アイス・ツアーから午後、休暇をとりました。 |
Iliaと他のスケーター達は、長い黒塗りのリムジンで到着しました。皆、きとんとした服装でした。最初彼らは小さなサイドルームに案内され、それから、インタビューのため、ペアに分かれて他の部屋へ案内されました。IliaとKristiは一緒にプレスのインタビューを受けました。すべての主だったニュース・ステーションは、このイベントとプレスインタビューに来ていました。残念なことに、私はシアトルのSOIからの時差ボケで、その中に忍び込む、ということを考えつきませんでした。(レポートは、ロサンジェルスで5時にはじまり、Ilia以外の全員がインタビューを受けていました。しかし、もちろん、Iliaは他のスケーター達よりも素敵でした。) |
インタビューの後、Iliaは明らかにスケートの着替えのために、最初の部屋へ戻りました。幸運なことに(または、不幸にも(?)−皆さんの視点によりますが。−多分、Iliaの視点?)、イベントの運営担当者の誰も、ドアにこんなに大きな窓があるとは、思っていなかったのでしょう!
何人かのラッキーな見物人は、イベントの係の人たちにその情報が伝わり、その人達の体でその窓がかくされてしまう前に、この情景の一部始終を見てしまいました。(野外施設の類のイベント係でしたが…)。再び、私は時差ボケしていたに違いありません。テーブルの都合の悪い方に座っていましたので。見えたものは、輪郭のはっきりした右肩と腕だけでした。(そして皆さん、私はその場所を離れなければならないことを、とても嫌がりました!)Iliaはその小さな部屋を出、一方、Scott,
Tara and Katiaは、近くに居合わせて、
彼のショーの一部を録画するために、おしりに枕を結び付けてスケートしていたHowie
Mandelと一緒になりました。ちょっと面白かったですが、私はまったくそれに集中できませんでした。なぜならば、Kulik追っかけカメラマンとなり、Iliaがその”見える”部屋から出てきたところを写真に撮ることを決心したので。とうとう、Iliaが氷上に出る番になり、写真を撮るとができました。(私は写真を撮るのが上手ではなく、いつもEmmaやEdaから写真を買っているのですが、これらの写真にはかなり満足してます。)
われらが坊や(Ilia)は教え方の上手な先生です(もちろん!)。何人かの子供たちのスケートスキルを向上させ、ラッキーなある女の子に、バッククロスオーバーのやり方を教えていました。横にいた若い女の子達(私ではありません!)が、少し大きな声で「Ilia、愛してるー。」と言ったら、Iliaは「僕も愛してるよ。でも今はレッスンしなくちゃいけないから…。」と返しました。Iliaの最高で、チャーミングで、面白くてちょっとスマートなこと!
Iliaはまた、リンクの角で若いスケーターが氷上で倒れたとき、心配して飛んで行ったヒーロ−でした。倒れた子供を確認した後、他の2〜3人の子供たちをその周辺から遠ざけ、彼女たちがスケートに再び集中する手助けをしました。(スケートで倒れたのか病気で倒れたのかわかりませんでしたが、彼女は氷上から運び出されました。)
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LA KrewのBarbara, Mariah, Vanessa andと私は、Iliaが氷上で快調に滑っているときに挨拶しました。「ここで何しているの?」とびっくりしてたずねましたが、明らかにKrewに会えて嬉しそうでした。しかし、Iliaはそれ以上は話さず、小さな部屋に戻りました。残念ながら、(または幸運にも。−皆さんの視点によりますが。−多分、Iliaの視点?)、イベント運営担当者は賢くなり、窓を二つの体で隠してしまいました。あ〜あ!
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すばやい、観察されていない着替えの後、Iliaはリンクで売られているSOIの新しい本にサインをしに行行きました。その売り上げの一部はMake-A-Wish財団に寄付されます。IliaはKristiによってこの活動に加えられました。
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Krewは列の最後尾に並びました。!
最後になりたくて、他の人たちに前に並んでもらいました。(リンクマネジャーと友人達を除いては、私たちのこころみはほとんど成功でした。)
私たちが部屋に入った時、Barbaraが「Ilia、あなたのファンクラブがここにいるわよ!」と言ったら、Iliaの顔が年末のクリスマスツリーのようにパーと明るくなりました。しかし、もちろん、彼は生意気にも(?)「本は買った?」と私にたずねました。そしてもちろん、私も生意気に「2日前のシアトルのSOIで、私に会わなかった?」と返しました。私はこの時、生きた心地がしませんでした!
「写真を撮りに来たのよ!」と言いました。Iliaが私たちより前の人たちにサインするのが終わるのを待っていたとき、私はカメラを手からぶらぶらとぶらさげていました。そのとき、突然、Iliaがポーズをとって私の方に向かって微笑んだので、私はびっくりして、手が震えましたが、このショットを撮りました! |
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Make-A-Wish財団は、1980年の設立依頼、50,000以上の人々の願いをかなえてきました。(Make-A-Wish
Foundationについて更に詳しく知りたい方は、こちらのウェッブサイトへどうぞ。
www.wish.org) |
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