親愛なるKrewの皆さんへ

まず最初に言いたいのは、長くてハードだったスターズ･オン･アイス（ＳＯＩ）のツアーを無事終える事が出来て、とってもハッピーだって事です。 １曲滑ればそれでＯＫだったチャンピオンズ･オン･アイスと違って、ＳＯＩは１回のショーで６曲ものナンバーを滑るので、全エネルギーを注がなきゃいけないんです。 ツアー中幾度も病気になったり、色んな怪我をしたりしたので、すごくハードで、大変だったんですよ。 だから、まずツアーが終わって家に帰れたって事がとても嬉しいんです。 でもね、全体的に見れば、ツアー自体も、一つ一つのナンバーも、とてもエンジョイできました。 それに、どのナンバーもみんな違ったタイプで、違ったパーソナリティーを見せられて、自分を色々な方法で表現できたのはとても素晴らしかったし、カルテット・ナンバー（Four Corners : Tell Me Everything）も大好きなんです。 ツアーはほんとに素晴らしかった。 キャストは皆とてもフレンドリーで、互いに助け合って一緒に楽しい時間が過ごせたから、ツアーの再開が楽しみでもあるんですけど、その前にちょっとひと休みしなきゃね！ 何事も起こらなければ、ＳＯＩのツアーは次回も多分あると思います。 でもＬＡは地震が多いから、どうなるかわからない… 保証は出来ませんよ！

家にいられるって、なんて素晴らしい事なんでしょう！ 最高に楽しい気分ですよ。 僕自身まだ家のデコレーションをやってて、だんだん完成しつつあります。 プールが出来上がるのを眺めたりもしてます。 そちらももうすぐ完成ですよ…。 他のどこでもなく、家に落ち着いていられるって、ほんとに素晴らしい事でしょう？ ホテルの部屋やレストランの食事には飽き飽きしてるんです。

バケーション、スカイダイビング、乗馬、演技レッスン、ＴＶ出演 -- 全てスケジュール通りうまくいってます。 ハワイにも２〜３週間前に行きました。 ８日間のハワイ滞在はとても楽しかった。 マウイ島にも行きましたけど、これはスケジュールには無かった事なんです… これからは予定表通り実行しますよ！ それ以外はみんな予定通り。 出来る事は何でもやってみるつもりです。

今回のツアーではファンのみんなに会えて嬉しかった。 アメリカ中のファンに会う機会があったから。 たくさんＥメールをもらうけど、これまでは一体どんな人が書いてるのかわからなかったので、今回バックステージで個人的に会う事が出来てとても良かったです。 「へぇ〜 君かぁ〜。 こんな人だったんだね！」っていう具合にね。 それに、みんなも僕に逢えて楽しかったでしょう？ ショーでは皆が熱心に応援してくれたので、とても元気付けられました。 ツアーは長くて疲れるし、毎日毎日同じ事の繰返しだから、何も反応が無いとやる気を無くしちゃうんですよね。 ロックフェラー・センターでの応援（＊）は素晴らしかった -- 全国各地に素晴らしいファンがいるっていうのは幸せな事です。

みんながくれるＥメールは出来る限り全部見る様に努力するので、遠慮せずに送って下さい。 長い間メールのチェックが出来ない時もあるし、とてもたくさんメールが来るので、多分幾つかは削除しちゃったのもあるでしょう。 もし時たま削除しちゃう事があっても、それは決して個人的な理由からじゃないんですよ。 実際、落ち込んだり疲れてる時に君達のメールを読むと元気付けらます。 そういうメールを読んだ後は元気が出て、またリンクに戻って素晴らしい事が出来たり、少なくとも素晴らしい事をしようと努力したり出来るんです！ でも、もし君達のメールが、そういうものじゃなかったら、読んだ後僕がどんな風になるかわかるでしょう？ だから僕にメールする前に、特に僕を批判するメールなんかを送る前に、もう一度良く考えて！

今回はこれでおしまい。 次回はもっとエキサイティングなニュースをお届けします。
チャンネルはそのままに！

“予測のつかない” Iliushka より　J

＊訳者注：ニューヨークのロックフェラー・センターのスケートリンクで２月に行われた“Today show”のＴＶ収録には、早朝にもかかわらず大勢のKrewが駆けつけ、Jumpin' Jackを滑るIliaを熱狂的に応援しました。

Ilia's 
Journal

Entry #5: 
June 02, 2000

Entry #4:
October 22, 1999

Entry #3:
May 22, 1999

Entry #2:
October 26, 1998

Entry #1:
July 8, 1998